2009年09月20日

オバマ外交の躓き

国際政治で高い理念を掲げ、理想を語れば
世界中が喝采し、褒め称える
だが、それだけだ
それを実行しましょうと言い出す国などない



先日。オバマ大統領が核のない世界をとりそうを掲げ
世界中から賞賛されたが
だからといって核の数を削減した国などないし
むしろ、核武装開発に余念がない国が多数ある

そしてまた、オバマ外交の稚拙さが表にでてしまった
先週木曜日、地上における核撃墜システムを
完全に放棄すると宣言したのだ
地上における核迎撃システムは
日本も取り入れること決定しているし
ヨーロッパにはすでに設置されてる
そして、問題となっている東欧にも設置された
ポーランドとチェコだ

この2国に核迎撃システムを設置することに
いままで、散々ロシアが反対し
対抗措置として
カリーニングラードに部隊を侵攻させ
さらには、ヨーロッパにも核の照準をあわせると恫喝してきた

これが、オバマ大統領の一言で全てチャラになってしまった

ヨーロッパ、特に東欧からは
懸念、不安が伝えられており
NATOとの関係も危うくなりつつある
この決定は、NATOとヨーロッパをcatastrophe
に陥れるものだと危惧する声も聞こえてくる

東欧諸国は、得にロシアの軍事的脅威を感じているから
今回の決定に失望し、他に自国の安全を保障してくるてあてを
必死で探すに違いない

ロシアは、もちろん大歓迎である
しかし、だからといって
みずからが対抗措置として派遣した
カリーニングラードの部隊を撤収する気配はまったくないし
オセチア、南アブハジアのロシア部隊を撤退する気配もない
それどころか、
ロシア、ベラルーシ、カザフスタンがWTOに加盟できるよう
アメリカは助力すべきだといってきた

国際政治で高い理念、理想を発言するのは容易だし。
表面上の喝采を受けることはできる
だが、陰謀、二枚舌、裏切りが当然のごとく闊歩する外交で
そういう態度はあまりに稚拙である
そういう国はバカにされて、恫喝の対象
軽侮の対象にしかならない

東欧、NATOが、現実にロシアの核
さらには軍事的脅威にさらされているのは事実であって
それに対して、アメリカが対応しなければ
東欧諸国は自国で核を開発しかねない

ケネディ大統領が就任したとき
「若造」呼ばわりしたフルシチョフがすかさずキューバに核兵器を送って
アメリカを恫喝したが
そのとき、アメリカは
核のない世界にしましょうなどと理想論を掲げるのではなく
同様に核兵器で対抗して
結局フルシチョフは退却させ
以後、「若造」をなめた政策はとらなかった

今回、オバマ大統領の発言、今回の処置をきいて
ロシアのプーチンがどうおもったか
大笑いしたにちがいない
組し易い、素人相手で、楽にできるとよんだに違いない

ロシアの第二弾、第三弾の要求がどうでてくるか
注目したいところである



dream3434 at 17:54│Comments(1)TrackBack(0)この記事をクリップ!

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この記事へのコメント

1. Posted by cova   2009年09月24日 17:40
オバマの発言が、チェンジを意識するあまりの勇み足とすれば、完全に足元を見られますね。

ただ、アメリカがこういう動きに出るときは、内向きにはいるか、新たな手段を手に入れたとき、です。

さあ、どう展開しますか。

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更新日時:2009/11/22




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