2008年11月09日
グルジアの忍耐
先週の金曜日、グルジアの首都トビリシで
大規模な反政府デモが行われた。
数千名がトビリシの街路をうめつくし
Mikheil Saakashvili大統領の辞任を声高の求めた。
大規模な反政府デモが行われた。
数千名がトビリシの街路をうめつくし
Mikheil Saakashvili大統領の辞任を声高の求めた。
このデモ行進は、ちょうど一年前の大規模な反政府デモ一周年にあたる。
一年前の反政府デモのときは、
グルジア政府は強硬手段に打って出た
治安維持隊がゴム弾、催涙ガス、水砲で
無防備のデモ隊を蹴散らした。
その様は、国際社会、とくに西欧から
民主化路線に反すると、
厳しい批判にさらされた。
今回の反政府デモは
Mikheil Saakashvili大統領の、対ロシア戦争での敗北
南オセチア、アブハジアを失ったことに対する責任を追及する
抗議デモだったが
約一週間前に行われた
対ロシア戦争に関してMikheil Saakashvili大統領を支持する
大規模なデモに配慮してか
一年前とは違って、かなり抑制されたものだった。
グルジアをめぐる国際情勢は
新冷戦開始を思わせる緊張感がある。
EU、NATO加盟を積極的に掲げるMikheil Saakashvili大統領に対し
プーチン前大統領は、明白に不快感を示し
あらゆる手段でグルジアに圧力をかけ、挑発してきた。
グルジアがその挑発にのってロシアの外交官を逮捕したときは
すかさず、交通、郵便、金融を含むグルジアとのあらゆる通行手段を禁止し
ロシアへの出稼ぎ者が多いグルジアに圧力をかけ続けた。
さらには、南オセチアからミサイル砲で
グルジア機を撃墜するなど挑発行為を繰り返し
遂に、南オセチアの「独立」を「支援」すると称して
ロシア軍の大規模な侵攻、グルジア領内への侵攻を行い
南オセチアだけでなく、アブハジアをも「独立」させ
ロシアの実効支配化におくことに成功した。
立て続けのロシアからの攻撃に対し
グルジアができたことと言えば
欧米諸国に助けを求めることだけだった
Mikheil Saakashvili大統領にとって、
NATOへ加盟することは
自国を防衛するために、
もはや不可欠となってきたといえる。
Financial Timesのアンケートで
グルジア問題は新冷戦の始まりといえるかという問いに対し
賛否ほぼ同数で均衡している。
まさにロシアの対アメリカ戦線の最前線である。
今回の反政府デモは
一年前のグルジア政府の対応を引き出そうという
挑発行為ともうけとれる。
背後にロシアの影が見え隠れする。
ただ、今回、グルジア政府は賢明にもその挑発にのらなかった。
反政府デモは無事終了し
街路に治安維持隊の影はなく
衝突は起こらなかった。
グルジア政府は、
NATO、EU加盟に際して欧米が要求する
民主化路線という課題に
無事に応えたといえる。
しかし、グルジアのNATO加盟については
アメリカと、フランス、ドイツではかなり温度差がある。
ロシアに天然ガスを大きく依存しているフランス、ドイツは
ロシアの神経を逆なですることに極度に気を使っている。
ロシアが一番嫌がると思われるグルジアのNATO加盟に
そう簡単に応じるとも思われない。
その間、ロシアはグルジア政府を挑発し続けることになる。
すでに、南オセチア、アブハジアをロシアに奪われ
グルジアの首都近郊までロシア軍に侵攻され
グルジアの忍耐力も限界にきていると思われる。
欧米がどこまでグルジアを支えることができるのか
そこを明確に示さないと
ロシアの挑発はやまず、グルジアが暴発しかねない。
新オバマ大統領がどうこの問題を処理するのか
新冷戦の最前線ともいえるこの問題をどう扱うか
要注目である。
一年前の反政府デモのときは、
グルジア政府は強硬手段に打って出た
治安維持隊がゴム弾、催涙ガス、水砲で
無防備のデモ隊を蹴散らした。
その様は、国際社会、とくに西欧から
民主化路線に反すると、
厳しい批判にさらされた。
今回の反政府デモは
Mikheil Saakashvili大統領の、対ロシア戦争での敗北
南オセチア、アブハジアを失ったことに対する責任を追及する
抗議デモだったが
約一週間前に行われた
対ロシア戦争に関してMikheil Saakashvili大統領を支持する
大規模なデモに配慮してか
一年前とは違って、かなり抑制されたものだった。
グルジアをめぐる国際情勢は
新冷戦開始を思わせる緊張感がある。
EU、NATO加盟を積極的に掲げるMikheil Saakashvili大統領に対し
プーチン前大統領は、明白に不快感を示し
あらゆる手段でグルジアに圧力をかけ、挑発してきた。
グルジアがその挑発にのってロシアの外交官を逮捕したときは
すかさず、交通、郵便、金融を含むグルジアとのあらゆる通行手段を禁止し
ロシアへの出稼ぎ者が多いグルジアに圧力をかけ続けた。
さらには、南オセチアからミサイル砲で
グルジア機を撃墜するなど挑発行為を繰り返し
遂に、南オセチアの「独立」を「支援」すると称して
ロシア軍の大規模な侵攻、グルジア領内への侵攻を行い
南オセチアだけでなく、アブハジアをも「独立」させ
ロシアの実効支配化におくことに成功した。
立て続けのロシアからの攻撃に対し
グルジアができたことと言えば
欧米諸国に助けを求めることだけだった
Mikheil Saakashvili大統領にとって、
NATOへ加盟することは
自国を防衛するために、
もはや不可欠となってきたといえる。
Financial Timesのアンケートで
グルジア問題は新冷戦の始まりといえるかという問いに対し
賛否ほぼ同数で均衡している。
まさにロシアの対アメリカ戦線の最前線である。
今回の反政府デモは
一年前のグルジア政府の対応を引き出そうという
挑発行為ともうけとれる。
背後にロシアの影が見え隠れする。
ただ、今回、グルジア政府は賢明にもその挑発にのらなかった。
反政府デモは無事終了し
街路に治安維持隊の影はなく
衝突は起こらなかった。
グルジア政府は、
NATO、EU加盟に際して欧米が要求する
民主化路線という課題に
無事に応えたといえる。
しかし、グルジアのNATO加盟については
アメリカと、フランス、ドイツではかなり温度差がある。
ロシアに天然ガスを大きく依存しているフランス、ドイツは
ロシアの神経を逆なですることに極度に気を使っている。
ロシアが一番嫌がると思われるグルジアのNATO加盟に
そう簡単に応じるとも思われない。
その間、ロシアはグルジア政府を挑発し続けることになる。
すでに、南オセチア、アブハジアをロシアに奪われ
グルジアの首都近郊までロシア軍に侵攻され
グルジアの忍耐力も限界にきていると思われる。
欧米がどこまでグルジアを支えることができるのか
そこを明確に示さないと
ロシアの挑発はやまず、グルジアが暴発しかねない。
新オバマ大統領がどうこの問題を処理するのか
新冷戦の最前線ともいえるこの問題をどう扱うか
要注目である。


